NEW!
SEAPA回転式システム
SEAPAは、海面で人工的にカキを干出するシステムを7年ぶりに進化させました。最も重要なのは、それぞれの生産者が自身の環境、養殖方法に適した道具を選ぶことと、道具が柔軟に対応できるものであること。
新型!
SEAPAバスケット
世界のカキ生産者たちとともに歩んできた25年。その集大成ともいうべき、経験と知識を注ぎ込んだ新型バスケットGTX。画期的なロッキングバーにより、さらにタフに、さらに簡単に。拡張機能が養殖インフラを進化させます。
品質と作業効率を向上
SEAPAバスケットシステムは、牡蠣の養殖において、1) 商品の品質を向上させ、2) 作業効率を高めます。
バスケット(養殖かご)は、牡蠣を転がしながら育成させる道具で、オーストラリアで開発されたシングルシード養殖法の中核技術です。プラスチックの固い内面でRAMBLING(ゴロゴロした動き)を促され、適度なストレスを与えると、牡蠣は:
丸みを帯びた深いカップの理想的な殻形をつくります
実入りがよくなり、貝柱が強く太くなります
付着物のないクリーンな美しい殻面を保ちます
バスケットは、脱着が容易で、コンパクトにモジュール化することで:
生産の作業効率を著しく向上(楽に!)させます
創意工夫で「つくりたい牡蠣をつくる」ことを容易にします
なぜSEAPAなのか
RUMBLE / 牡蠣の回転を促すことを最も適した楕円形です。
ストームブレーカー・クリップは、台風の多い日本にこそ適していると言えるでしょう。ベアリングにより、ランブリングの動きを促しながら、大切な牡蠣を失うリスクを最小限にします。脱着が簡単で作業が楽に!
コンポーネントの種類が豊富で、各漁場に適した組み合わせを、生産者の方々と話し合いながら提案します。多様な環境すべてに、ひとつの資材が適しているはずがありません。SEAPAは、生産者の方々と共同で最適な方法を見つけ、迅速な商品開発・改良を可能にします。
SEAPAバスケットは:
強靭で、選択肢が多い!
バスケットの製品寿命は10年以上、強靭な素材と構造
PP素材+耐UV素材、強靭でありながら、楕円形を形成するしなやかさ。リサイクル可能。
25年前、創業当時製造したバスケットには、今もオーストラリアの漁場で活躍しているものも。
進化し続けます。新型バスケットGTXで更に強靭に。
環境の異なる様々な漁場に対応できるよう多くの選択肢を提供
選べるバスケットのサイズ。主軸は15L、25L、20L(GTX)。34Lと45Lもオーストラリアから取り寄せ可能。
大きければいいというものではありません。作業性と効率性のバランスが大切。生産方法と漁場の特性により最適なものを選択可能。
15L バスケット シリーズ
15Lバスケットは、最も世界に浸透しているSEAPAのシステムです。最小容量シリーズで、片手で持ち運べます。作業しやすいばかりでなく、水流に最もよく反応するので、牡蠣をしっかり転がすことができます。干潟、水深のある海域、多様な環境において、様々な養殖方法で効果を発揮します。
3mm、 6mm、12mm、20mm メッシュがあります。
牡蠣のサイズの1/2のメッシュを選んでください。(例: 牡蠣のサイズが12mm 以上であれば、6mmメッシュを選択。牡蠣が40mm以上になれば、20mmのメッシュのバスケットに移せば水の流れがよくなり育成を更に促します。)
2種類のエンドキャップ
両側のキャップは、使用方法によって2種類から選択できます。
ストリームライン
胴体部と同じ楕円形でシンプルなキャップ。ストームブレーカーなどのクリップを使用して設置するときは、無駄のないこの形状が適しています。
プレミアム
干潟でのロングライン、延縄、フロートなど複数の養殖システムにおいて、多くの機能を発揮します。多段式に重ねてたとき、角ばったエンドキャップにより重量負荷が分散され安定します。
稚貝用ソック
稚貝から収穫まで
2mm 以上の稚貝から理想的なカップ殻形をつくるために、稚貝用SEAPAスパット・ソックが開発されました。
稚貝ソック(動画)
25L バスケットシリーズ
15Lシリーズよりひと回り大きな25Lシリーズは、より多くの牡蠣を効率よく育成させることができます。牡蠣の総重量が増えるので、15Lシリーズよりは動きが緩やかですが、流れが強めの海域であれば、良質な商品にすることができます。
より多くの牡蠣を効率的に
ストリームラインとプレミアム
このシリーズでも2種類のエンドキャップから選べるようになりました。
12mm、20mmのメッシュがあります。
育成される牡蠣のサイズに合わせて、メッシュを選択。牡蠣のサイズの1/2のメッシュのチューブを選んでください。
STORMBREAKER
ベアリングにより360度滑らかなバスケットの動きを可能にし、牡蠣の転がりを最大限に促すだけでなく、脱着の作業を著しく簡単にします。
そして、ストーム・ブレーカーは、名前のとおり、シケで牡蠣を失うリスクを最小限に抑えます。日本にこそ適したシステムであるという認知が広っています。
ストームブレーカーのビデオ