余市郡漁協と町は5月25日、シングルシードSEAPAバスケットを使用して養殖したシングルシードカキ「余市牡蠣(かき)」の初出荷を記念し、お披露目会を開きました。カキを媒体に余市のワインや農海産物をつなぐ試みで、「余市スタイル」と名付け余市の食の豊かさを発信するそうです。
参加させていただきましたが、NHKと全ての地元民放テレビが取材に来るなど、非常に注目されていて、期待の高さがうかがえました。
カキの試験養殖を始めてから6年間、試行錯誤を繰り返しましたが、2年前から牡蠣活動家の坪井亜樹氏が余市郡漁協をサポートしてシングルシードで活路を見出しました。2年前からSEAPAバスケットを使用しながら、良質のカキを生産することに成功されています。